第14回


宇宙森羅万象の普遍性からものごとを捉えようとするのが宇宙本位(コスミカリズム)であり、 その視点に立って、成功と幸福を創造しようとするのが運命創造学です。 運命には法則があるのです。 あなたもそれを身につければ、運命はあなたの想い通りになるのです。

運命の根幹・感謝 その(1)

今までも再三述べてきたのですが、世の中には、成功・幸福の理論や講座は山ほどありますが、私は、生き方の中に運命創造の根源があると信じています。
スピリチュアルな世界や精神世界にご縁のある方によく見受けられるのですが、目に見えない神秘的な世界や星、風水・気学・・・・等に運命創造の根源があるように唱えている人がいますが、それは非常に危険なことであり、ともするとオカルト的になりやすいと思っています。


確かに、そのようなものの『影響力』はあると思いますが、そのようなところに中心視点を置くとするならば、極論的に申し上げれば、その人自身の生き方・あり方は問題外ということになります。
これでは、あまりにも無責任になるのではないでしょうか。私はどこまでも、その人自身の生き方・あり方に運命創造の根源を置くべきだと考えます。そして、前回で述べた『原点』こそ、その第1の根源であります。それを今回は述べてみましょう。


『感謝』が希薄になっている


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『感謝』という言葉は誰でも知っているでしょう。親切にされれば「ありがとう」と言いますし、日常にありきたりの言葉とも言えます。
しかし、今この『感謝』の心が非常に希薄になっており、真剣に運命を創ろうとしているあなたであれば、非常に重要な意味のある言葉であることに気が付かなければなりません。


当たり前は当たり前でない


現在の日本は物があふれ、より個性的にも多種多様です。そして、お金さえ出せば、何でも手に入れることができます。命すら、心すら時としてお金で買えます。
生活の上でほとんど困ることはありませんし、使い捨ても当たり前のように、まだ使えるのに新型が良いといっては買い替えます。


また、スーパー等では品質管理上売れ残ったものは、まだ食べられるのにゴミとして捨てます。レストランの食べ残しも結構あり、粗末にこれも残飯として捨てられます。
すべてを当然のように買い替えたり捨てたりしているこの瞬間も、世界には飢えによって死にゆく子供が何万人もいるのです。


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たった一枚の折り紙が宝物となっている国の子供を知っているでしょうか?インドを旅した人は、ボールペンをくださいと言って何人もの人にせがまれます。「そのボールペンをどうされるのですか?」と尋ねると「子供に必要なのです。」との返事です。日本なら一本50円位のボールペンが、インドの子供には宝物なのです。


家族の為生きていく為に、職を求めて家族と別れ別れになり、言葉も知らない国へと旅立つ人々の気持ちを考えたことがあるでしょうか。数年前、エジプトの客船が沈没した事故では、出稼ぎ労働者も多く乗船しており、家族のために一生懸命働いて、やっと祖国に帰れる矢先の事故で、多く犠牲者を出しました。
(つづく)


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